Time Traveller

Photos taken in Yezin Agricultural University in Myanmar in 2019

2019年2月から3月にかけてYezin Agricultural Universityで撮った写真です。

My Recent Photos in Yezin, 2019 -

Yezin2019_cover

"Classmates in 2019"



私の投稿はテーマごと、期間ごとに分けられています。左のサイドバーから飛んでください。
My articles are sorted according to the subjects and period. Please jump from the left side bar.


Photos taken in Yezin Agricultural University in Myanmar from the last week of February to the first week of March, 2019.


246 First day of the training in YAU on February 25.
研修初日(2月25日)に撮った写真。
   Feb.25, 2019.
247 Walking in the the campus of YAU on February 26.
研修2日目(2月26日)キャンパス内を散策。
   Feb.26, 2019.
248 Walking in the village in the morning, and walking in the campus of Forestry Department on February 27.
2月27日: 朝に北の村まで散歩。お昼に林学部キャンパスを散歩。
   Feb.27, 2019.
249 Visiting the temple in the village in the morning, and Uppatasanti Pagoda in the evening on February 28.
2月28日: 早朝に村のお寺を訪問。夕方Uppatasanti Pagodaを訪問。
   Feb.28, 2019.
250 Soil profile survey training on March 1.
3月1日: 土壌断面調査研修。
   Mar.1, 2019.
251 Visiting the fields in Kyauksei on March 2.
3月2日: Kyauksei まで圃場見学旅行。
   Mar.2, 2019.
252 Visiting the Pagoda in Kyauksei and returning to YAU on March 3.
3月3日: Kyauksei のパゴダ訪問後YAUに帰る。
   Mar.3, 2019.
253 Rapid soil analysis and soil mini monolith preparation on March 4.
3月4日: 簡易土壌分析と土壌ミニモノリスの作製実習。
   Mar.4, 2019.
254 Soil mini monolith preparation continued on March 5
3月5日: 土壌ミニモノリス作製と仕上げ。
   Mar.5, 2019.
255 Morning walk along the canal and the explanation of soil classification on March 6
3月6日: 早朝に用水路沿いと村を散歩。研修では土壌分類の講義。
   Mar.6, 2019.
256 Farewell party already on March 7
3月7日: 早くも送別会。
   Mar.7, 2019.
257 Closing ceremony and the last lectures on March 8
3月8日: 閉講式と最後の講義・演習。
Concert on the international woman's day donated by the Italian Embassy at Kempinski Hotel in Nay Pyi Taw.
イタリア大使館によって提供された国際婦人デー記念コンサートに出席。ネピドーのケンピンスキーホテルで開催。
   Mar.8, 2019.
258 Visiting DAR and the farmars' field around Tatkon with Dr. Yoshimura on March 9
3月9日: 吉村先生とDAR およびTatkon 周辺の農家圃場を訪問。
   Mar.9, 2019.
259 Walking in the village and visiting Yezin dam on March 10
3月10日: 村を通ってYezin ダムまで散歩。
   Mar.10, 2019.
260 Photos taken after coming home.
帰国後に撮った写真。
   Mar.15, 2019.
261 Other flowers in Yezin.
Yezin で見たその他の花。
   Mar.19, 2019.


The official report of my activities in YAU from February 25 to March 10. (Powerpoint style in Japanese)


The official report of my activities in YAU from February 25 to March 10. (Word style in Japanese)


Lecture and Practice of Soil Science at Yezin Agricultural University, Myanmar, February 25 - March 8, 2019




  

"For the contents at YAU in Myanmar from February to March, 2020, just click this line.
2020年2月下旬から2020年3月上旬までのミャンマー国イェジン農業大学での写真はここをクリックしてください。"



Photos taken on February 25, 2019.
2019年2月25日に撮った写真


   最初の写真は2月24日に羽田空港を飛び立ってすぐに見えた富士山の写真です。2枚目は滞在した宿舎の写真。3枚目は近くに生えていた木。高いところに大きな蜂の巣のようなものが着いていました。鳥がたくさんいることにも驚きました。
   The first photo shows Mt. Fuji from the window of my flight just after leaving Haneda airport on February 24. Second photo is the guesthouse where I stayed. The third photo is a tall tree near the guesthouse. There was a nest of bees in the high position. Many birds were also found.



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   4枚目の写真はYAU-JICA-TCP オフィスがある講義実験棟の建物です。
   The fourth photo is the lecture and experiment building where YAU-JICA TCP office is located.


   コメント: 3枚目の写真、鳥がいすぎで私も驚きました(笑) なんでしょう、これはもしかして蜂を食べるために集合してるんですかね!?

   ご返事: すごく大きな蜂の巣はありましたが、蜂はいませんでした。給水塔の裏にも蜂の巣がたくさん着いていました。(写真はありません) この木はたぶん鳥のお好みの木なのでしょうが、理由はわかりませんでした。

   コメント: 蜂はいないんですね! 鳥はたくさんいるし、蜂の巣までたくさんついてるってことは、きっと鳥や虫にとってこの辺はなにやら魅力的なんでしょうね。ウームムム🤔

   ご返事: たぶん乾季だったので蜂がいなかったのだろうと思います。日本でも冬には蜂を見ませんし。それに蚊などもいませんでした。 これから雨季になると、蚊も蜂も増えてくることと思います。次の訪問が恐ろしいです。 給水塔の写真は3月3日の写真の中にありましたが、蜂の巣は写していません。


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   1日に4コマの講義ないし実習を行いました。休み時間のコーヒータイムにはたくさんのおやつや間食を出してくれました。4枚目の写真は歓迎会での料理のスープです。左はとても辛く、右は穏やかな味でした。
   I conducted four lectures/practices per day. In the tea break, many snacks were served.. The fourth photo shows the dishes served in the welcome party. The left soup was very hot.


  コメント: ミャンマーのお料理ってあんまり想像つかなかったのですが、写真で見るとおいしそうで食べてみたいと思いました^O^ 歓迎会をしてくれるって嬉しいですね。

   ご返事: 歓迎会だと、美味しい料理を選んで出してもらえるので有難いです。自分でお店に行ってもなにをどのように頼んだら良いのかわかりません。


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Photos taken on February 26, 2019.
2019年2月26日に撮った写真


   まだ時差(2時間半)に慣れていないためか、朝の4時には目が覚めてしまい、洗濯と朝食を済ませたのちに6時から付近を散歩しました。オフィスには8時に着きましたが、研修生が大学が行う他の特別講義に出席しなくてはならないとのことで、私の講義は10時から始めました。
   I woke up very early due to the time difference between Japan (2 hours and thirty minutes). I walked around the YAU campus and village from 6 o'clock. I attended the office at 8 o'clock, but there was a special lecture for students from 9, and my lecture started from 10.



  コメント: 先生、4時起きってめちゃくちゃ早起きですね! 異国で早起きして散歩するってとても豊かで素敵ですね。

   ご返事: ミャンマー の4時は日本の6時半なので、時差に慣れていなかったと思えば普通の時間でした。 それに夜は何もすることがなくて早く寝ていましたから。


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   朝の散歩中に見た花の写真です。 下の2つの写真:ブーゲンビリア。Lower two photos: Bougainvillia spectabilis.


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   Soils and Water Departmentの看板。YAU-JICA TCP オフィス方面から大学の中心方向を眺めたところ。下の2つの写真は大学の食堂付近に生えていた高い木。赤い花が咲き、鳥がたくさん来て蜜を吸っていました。あとで調べたところ、木棉(キワタ)、攀枝花(パンヂーホワ)らしい。
   Sign board of Soils and Water Department. View of the department buildings. Lower 2 photos show a tall tree with red flowers. Many birds came to the tree. The name of the tree (maybe), Bombax ceiba, Kapok tree or Red silk cotton.


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   最初の写真はお昼やすみに寮に帰る学生たち。2番目3番目は大学の中心的建物。4番目の写真は大学内にあるお寺。「タマヨ」というそうです。
   The first photo shows the students going back to their dormitory during the lunch break. The second and third photo show the main YAU building. The fourth photo shows the temple in the university, named "Tamayo".




  コメント: 大学がすんごく立派で驚き!どこのミュージアムかと思いました。
大学にもお寺があるって本当に宗教が強力な国ならではですよね。

   ご返事: いちおうミャンマー でも、大学は宗教から独立している建前ですが、仏教の力が強いので、お寺が大学内に作られても誰も文句を言わないのでしょうね。


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Photos taken on February 27, 2019.
2019年2月27日に撮った写真


   2月27日も朝の5時頃に起きて、6時15分頃から散歩しました。滞在中ずっと起きる時間は同じくらいでした。
   Also on February 27, I woke up early and started walking from 6. I woke up early almost everyday during my stay.


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   朝の散歩中にお店で買った揚げパンとおかず。道を北の方に2キロほど歩いたところにあった小さなパゴダとお寺。用水路で洗濯をする女性。
   Fried bread bought during my walk. There was a small pagoda around 2 km north from my guesthouse. A village woman was washing clothes in the irrigation canal.


   コメント: 2月27日の早朝散歩中に買った揚げパンとってもおいしそう! 朝だし絶対焼き立てですよね。全部揚げパンに見えるのですが、おかずもあるんですね?

   ご返事: 散歩に出かけてすぐに買って、道沿いのベンチで食べました。普通はその店で食べるのですが。 揚げパンを揚げているところを見て、最初はハモかなんかの長細い魚を揚げているのかと思いましたが、パンでした。 おかずは三角形の春巻きのようなものでした。これも揚げ物です。 ミャンマー の料理は油を使ったものが多いです。

   コメント: 油を使った料理が多いわりに、学生さんたち細い子ばかりで羨ましいです!どうなってるんだミャンマー人の方々は!

   ご返事: 私もそう思いました。ご飯なんか日本人の2倍以上食べているそうですが、暑いから太らないのかな? でも、ミャンマー の人に聞いたところ、太るということはステータスシンボルというか豊かであることを示しているので、 太ることに対してはそれほど罪悪感は持っていないそうです。

   コメント: えーっ!!2倍以上?!それであの体型とは…🤔暑さって最強ですね!☀️☀️☀️ しかし太ることがステータスだなんてある意味うらやましい😂 日本もそうならないかな笑

   ご返事: これは国民一人あたりのお米の消費量に関する統計からの話で、実際に写真に写っていた女性たちがそんなに食べているという意味ではありません。


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   上と同じく朝の散歩中の風景。オレンジ色の花が咲く大きな木があり、ここにも鳥がたくさん来ていました。季節は乾季で、木々の葉はまだほとんど出ていないか、出始めたところで、花が先に咲いていました。日本のコブシや桜と同じことです。左下の写真はキョウチクトウです。
   There was a tall tree with orange colored flowers and many birds came. The season was the dry season, and flowers bloomed before the leaves emerged. It is same for Japanese flowers like Kobushi or cherry. Lower left: Nerium oleander.


   コメント: そして果物も散歩中の購入品でしょうか? 朝採れ新鮮!

   ご返事: みかんは散歩の最後に買いました。買うときに他の買い物客がお店の人への意思の伝達を助けてくれました。


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   8時前から講義室が開くのを待っている学生たち。木の葉を綴って作られたアリの巣。この中のアリは食べられるそうです。道端の鶏。チークの苗木園。
   Students who came before 8 and waiting the door of class room is opened. Nest of ants woven by tree leaves. Ants inside are edible. Chickens on the roadside. Nursery garden of Teak trees.


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   通りのあちこちに見られる水瓶(この水瓶はフォレストリーキャンパス内にありました)。焚き火。庭を掃除して集められた落ち葉は焚き火にして焼かれます。
   Water pots beside the street offered to passengers. Fire in the garden. Leaf-litters are often burnt like this.


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   左上:Forestry Department の入口の門。右上:シロアリの塚。左下:大きな木にからまって咲いていたブーゲンビリア。右下:マメ科の黄色い花。

   Upper left:The gate of Forestry Department, upper right:The tower of termite.
   Lower left:Bougainvillea on a tall tree,
   Lower right:Yellow legume flowers. Tabebuia chrysantha (Golden tree, Trumpet tree).


   午後は1時から東大の加藤洋一郎先生の特別講演が1時間あったので、私の講義は3時から始めました。お昼やすみから3時までの間、林学部キャンパスの中をイェジンダム方面まで歩きました。地図がなかったので、実際はダムのすぐ近くまで行ったのですがダムを見ることはできませんでした。

   As there was a special seminar by Prof. Y. Kato from Tokyo university in the afternoon, my lecture started from 3 in the afternoon. From 12:00 to 14:30, I walked to the campus of the Forestry Department. I wanted to see the Yezin dam, but I could not, because I had no map. Actually I reached very near to the Yezin dam.


   コメント: シロアリの塚って側に寄っても大丈夫なんですか!? めちゃくちゃ噛まれそうなイメージがあります。

   ご返事: 私はひとつ蹴とばして崩してみましたが、中は空洞でした。 シロアリは出てきませんでした。 数日後にみたら、私が崩した巣は修復されていました。


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   3枚目の写真に写っている道をまっすぐ行くとイェジンダムを見ることができます。ちなみに加藤洋一郎先生はIRRIで5年間スタッフとして勤められた方で、天皇陛下と皇后がIRRIを訪問された際に説明をされた方です。
   By walking straight the road in the third photo, we can see the Yezin dam. Prof. Y. Kato had been a staff of IRRI for 5 years. He took the role of briefing to Japanese Emperor and Her Majesty the Empress when they visited IRRI. Upper left flower: Pride of Barbados or Caesalpinia pulcherrima.



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Photos taken on February 28, 2019.
2019年2月28日に撮った写真


   2月28日は6時半頃から村のお寺と市場に行きました。市場ではもち米のケーキ状のもの、揚げパン、みかんなどを買いました。仕事が終わったあとには、鹿児島大学の濱中先生、コーディネーターの岡崎さん、カウンターパートのSwe Swe Mar さんらと、ネピドーのウッパタサンティパゴダを見に行きました。その帰りに大きな大仏がある寺院も参拝しました。お寺の名前はBawdipatkiyaでした。
   On February 28, I visited a temple in the village and went to the market to buy breakfast. After the office time in the evening, I visited the Uppatasanti Pagoda in Nay Pyi Daw accompanied by Dr. Hamanaka, Mr. Okazaki and Dr. Swe Swe Mar and another YAU lady professor. In the return way, we also visited another temple, Bawdipatkiya, with a big Buddha statue and many Buddha statues made in different styles in various countries.


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   Yezin の大学村にあるお寺。
   A temple in the Yezin village.


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   Yezin の村市場。土壌断面の下見。
   A market in Yezin village. Pre-investigation of the soil profile.


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   ウッパタサンティパゴダ
   Uppatasanti Pagoda


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   パゴダの内部の壁にはお釈迦様の生涯を示したレリーフがたくさん飾ってありました。パゴダの周囲にはいくつもの仏像があって、それぞれ誕生日の曜日ごとに参拝すべき仏像が決まっています。該当する仏像に水をかけて参拝しました。
   There were many relieves showing the life of Buddha on the wall inside the Pagoda. There were also many Buddha statues surrounding the Pagoda. People pray for the specific statue which is determined by the week's day when they were born.


   コメント: わー綺麗! これはなんの建物なんですか?

   ご返事: これはパゴダというもので、中に仏様をお祀りし、お祈りができるようになっています。

   コメント: パゴダ!こんな荘厳な雰囲気の建物でお祈りしたら熱心にやってしまいますね!><

   ご返事: 引率してくれたYAUの先生たちもとても熱心にお祈りしておられました。


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   パゴダの内部の壁にはお釈迦様の生涯を示したレリーフがたくさん飾ってありました。パゴダの周囲にはいくつもの仏像があって、それぞれ誕生日の曜日ごとに参拝すべき仏像が決まっています。該当する仏像に水をかけて参拝しました。(同上)
   There were many relieves showing the life of Buddha on the wall inside the Pagoda. There were also many Buddha statues surrounding the Pagoda. People pray for the specific statue which is determined by the week's day when they were born. (same as above)


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   大仏があるお寺(Bawdipatkiya)と世界各地の様式の仏像。
   The temple (Bawdipatkiya) with the big Buddha statue.



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Photos taken on March 1, 2019.
2019年3月1日に撮った写真


   3月1日も朝早く起きて、この日に調査する土壌断面の様子を見に、大学の試験圃場まで歩いて行きました。片道3キロくらいありました。
   In the early morning on March 1, I walked to the experiment field of YAU to see the soil survey site. It was around 3 km far from the guesthouse.


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   1枚目と2枚目は朝の散歩中に撮った写真です。土壌断面の拡大写真も載せました。斑紋がたくさんあることと、乾いてひび割れていることが特徴でした。
   The soil profile was featured by cracks and mottles.


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   3月1日の9時には、濱中先生の閉講式が行われました。私よりも1週間早く来られて始めておられました。
   From 9 in the morning, the closing ceremony for Prof. Hamanaka was held. He started in YAU one week earlier than me.


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   午前中の方が気温が低いので、9時半から圃場での土壌断面観察実習を行いました。土壌断面観察に関連した講義は午後から行いました。
   I conducted the field soil profile survey from 9:30, because it is cooler in the morning. The lecture was done in the afternoon.


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   土壌断面観察実習中の写真。3枚目の写真は最後に土壌断面に水をかけて湿った色にして写したものです。
   Photos during the field soil profile survey. The third photo was taken after splashing water on the soil profile to see its wet color.


   コメント: いつも思うんですが、先生たちが使ってる土壌の断面ってとても綺麗に断面されてますけど、 どうやってこんな綺麗に掘ってるんでしょう??人の手だったらすごい!

   ご返事: 人の手です。今回は時間的に余裕がなかったので、大学農場の職員さんに掘ってもらいました。 図面も添えて、いちおうまっすぐに掘ってねと伝えておいたら、上手に掘ってくれました。

   コメント: 3月1日の断面写真のひび割れてるのって、断面にしたことで乾いたからひび割れてるのか、 もともとひび割れてる地層なのか気になります。元々だったら、地震とか怖いですよね><

   ご返事: 今は乾季で3ヶ月以上雨が降っていなかったそうですので、それで地面がひび割れているのです。 それから、ここの土壌に含まれる粘土がひび割れやすい性質のものだからです。

   コメント: 3ヶ月以上も雨が降らないことってあるんですね。日本じゃ考えられない😳 農家泣かせですね😭 だからダムがあるんですね!

   ご返事: そうなんです。特にミャンマー の中央部は乾燥地帯なので大小のダムがたくさんあります。ダム作りは大切な国家事業です。


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Photos taken on March 2, 2019.
2019年3月2日に撮った写真


   3月2日から3月3日にかけては、東京農工大の豊田剛巳先生とYAU教員のYu Yu Min 先生に同行して、Kyauksei (チョウセイ)にゴマ栽培土壌の見学とサンプリングおよびYAU Kyauksei キャンパスの訪問に行きました。Kyouksei ではホテルに1泊しました。3月3日はKyauksei の山の上にあるパゴダを参拝し、すぐに帰路について、12時半頃にはYAUに帰ってきました。
   From March 2 to 3, I made a field trip to Kyauksei accompanying Prof. Toyota and Dr. Yu Yu Min. They wanted to survey and collect soil samples in the sesame field of farmers. We visited also the YAU Kyauksei campus and stayed in a hotel in Kyauksei.


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   Kyauksei に向かう前にいつものように早朝の散歩をしました。この日はYezin村の北の集落の中を通り、旧国道1号線に出てから帰ってきました。写真は、日本の桐に似た木。国道沿いの大きな木。旧国道1号線の風景。MaUTaw 村の入口にあった看板。この村のすぐ近くに土壌断面を作った地点がありますが、村や国道から大学の試験圃場に入ることは、フェンスや用水路があったため、できませんでした。
   Before leaving for Kyauksei, I made a morning walk as usual. I passed through the village to the north of Yezin, came out to the old national highway No.1, and came back to the guest house. There were big trees along the national highway. I found also the sign board of Ma U Taw village, which is located near to my soil profile site. From the village or national highway, I could not enter the experiment farm due to the fence and the canal.


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   Kyauksei に向かう途中、メーティーラという町で食べた昼食。私はエビカレーというものを注文しましたが、あまりカレーの味はしませんでした。メイティーラ付近では、綿花、ニンニク、玉ねぎ、トマト、豆類などが栽培されているそうです。
   These photos show my lunch at Meiktila.



   コメント: エビカレー、カレーなのになんでカレーの味がしないんでしょうね(笑) 辛さはあるんですか?日本のカレーとは全然ちがうのかな。

   ご返事: あまりカレー粉を使っていませんでした。何故なのでしょう? 辛さもそれほどではなく、無事に食べることができました。


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   ゴマ農家さんの庭先で説明を受けているところ。YAU Kyauksei キャンパスのスタッフ(若い男性と女性)がお世話してくれました。
   The young staffs of YAU Kyauksei campus took care of us in the field.


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   Kyauksei の農家圃場。左上:ゴマを播種する前の畑。右上:畑の隅の土の様子。左下:トウカラシの畑。右下:トマトの畑。
   Farmer's field in Kyauksei. Upper left: Upland field before sowing sesame seed. Upper right: Soil in the edge of the field.
   Lower left: Field of chili. Lower right: Field of tomato.


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   Kyauksei の農家圃場。ヤギの群れを見ました。畑の向こうに見える大きな木の名前を農家さんに聞いたところ、レッパンというと教えてくれました。赤い花が咲いてとても綺麗だが今年はもう終わったとのことでした。種が風で飛ぶそうです。
   Farmer's field in Kyauksei. I could see a crowd of goats. The two big trees are Bombax ceiba, Kapok tree or Red silk cotton tree.


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   YAU Kyauksei Out-reach Campus の訪問。
   Visiting the YAU Kyauksei campus.



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Photos taken on March 3, 2019.
2019年3月3日に撮った写真


   3月3日はKyauksei の山の上にあるパゴダを参拝し、すぐに帰路について、12時半頃にはYAUに帰ってきました。
   On March 3, we visited a Pagoda on the top of a hill in Kyauksei, and came back to YAU already at 12:30.


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   コメント:これは、仏様はすべてを見ていらっしゃるよって意味の配置なのかな?

   ご返事: そうだと思います。


   コメント:橋が可愛い❤️ 街の中に樹があるというより、森の中に街があるって感じなんですね。

   ご返事: ここはそんな感じですが、ミャンマー の中部地方は木を切りすぎて砂漠のようになっているところもありました。


   コメント:ええ〜!そうなんだ!場所によってそこまで違うとは!


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   コメント:大きな仏像!金色だし、日本とはスケールが違いますね。それだけ宗教色が強いってすごいですね。


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  お昼にはYAUに帰ってきたので、午後キャンパス内を散歩しました。
   I walked in the campus as I came back to YAU early. Lowe left: Carissa grandiflora (Boxwood beauty), Lower right flower: Tabebuia chrysatha (Golden tree or Trumpet tree).


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  今回はYezinダム湖にたどり着いて、やっと見ることができました。
   I could see the Yezin dam at last.


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  ゲストハウス内のヤモリ。お寺の境内の鶏。崩したシロアリの巣。ミャンマー の缶ビール。
   Gekko in the guest house, chickens in the yard of a village temple, broken nest of termites, canned beer in Myanmar.



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Photos taken on March 4, 2019.
2019年3月4日に撮った写真


   3月4日は散歩がてら、街のなかのシャン風ヌードルの店で朝食をとりました。
   On March 4, I took breakfast in a Shan noodle shop.
   9時半から、簡易土壌分析の方法に関する講義を行い、その後、土色・土性の測定実習、土壌ミニモノリスの作成実習を開始しました。
   From 9:30, I had a lecture on the simple soil analysis, then carried out the practice for soil color and soil texture determination, and soil mini-monolith preparation.



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   土壌ミニモノリスの作成実習。
   Practice on soil mini-monolith preparation.


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   簡易土壌分析キット「みどりくん」による土壌分析(上)。土性と土色の分析結果をグループごとに板書したもの(下)。
   The practice of simple soil analysis by the "Midorikun" kit (upper photo). The results of soil color and texture by groups (lower photo).


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   お昼は吉村先生および渡辺一生先生と、朝とは別のシャンヌードル店に昼食をとりに行きました。その帰りに土壌断面の前で記念写真を撮りました。
   I went to lunch with Drs. Yoshimura and Watanabe. On the return way, we took photos in front of the soil profile.


   コメント: シャン風ヌードルを朝も昼も食べていたということは、シャン風ヌードルはお気に入りだったんでしょうか^o^

   ご返事: シャンというのは、ミャンマー の東部の山地に住む民族の名前で、タイの人たちとは親戚関係にある民族です。 シャンの料理は日本人の好みに合っているようです。 日本人と一緒にご飯を食べにいくと、シャンヌードルを頼むことが多いです。 他の料理を知らないし、注文の仕方もわからないので、「シャン」といえば通じる麺類ばかりを頼むことになります。 麺の種類は数種類あるようですが、お店や同行の人におまかせで食べていました。

   コメント: シャンってまさかの民族名だったんですね!意外なネーミング!!そして、美味しいからよく頼むというより、通じるから頼むって感じなんですね笑🤣 おもしろーい🤣

   ご返事: ミャンマー は例えていうなら、日本と朝鮮と台湾が同じ国の中に存在しているようなもので、異なる大民族が8民族、小民族にわければ135民族もいるそうです。

   コメント:そんなにも多民族国家なんですね😳 それで争いごとがあまり起きないなんて、精神的にとっても成熟した国なんですね✨素晴らしい✨👏👏👏✨

   ご返事: 実はミャンマー では民族紛争が今でもくすぶっており、ときには戦闘に発展することもあるようです。 外務省から私たちも紛争地帯にはいかないように注意されています。


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   夕方にもまた試験圃場方面に散歩に行きました。夕焼けが綺麗でした。4枚目の写真には、遠くのパゴダの照明が写っています。
   I went to the experiment field also in the evening. The evening glow was beautiful. The lighting of Pagoda was shown in the fourth photo.


  コメント: 翌日は村のほうにも行ってるし、先生、本当いろんなところを散歩してますね! すごく健康的だし楽しそうなので、私も次に旅行へ行った際には毎日早起き散歩してみます。

   ご返事: 田舎に閉じこもっていると散歩くらいしか楽しみが無いので、散歩ばかりしていました。 それに早朝や夕方は気温が低いので、歩いていても気持ちよかったです。



  コメント: 先生のご趣味のひとつにお散歩があったことが功を奏しましたね✨ 早朝や夕方で何℃くらいになるんでしょう?

   ご返事: 温度計を持っていなかったのでわかりませんが、15度くらいの感じでした。




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Photos taken on March 5, 2019.
2019年3月5日に撮った写真


   3月5日早朝にも試験圃場方面に散歩に行きました。
   I went to the experiment field also in the early morning of March 5.


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   すでに7時前から、圃場では実習が行われていました。

   下の2枚の写真は調査した土壌断面の上部(作土部分)です。右の写真は左の写真の中央上部を接近して写したものです。耕耘によって土層が入り組んでいます。

   The students' field practice was already conducted in the paddy field even before 7:00.

   The lower two photos show the upper part of the investigated soil profile. The right side photo is the close view of the upper central part of the left photo. Soil layers are disturbed due to the plowing activity.


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   朝の最初の授業では土壌ミニモノリスの仕上げをしました。クリヤーニスは手に入らなかったので、ボンド (ATM Adhesive Latex A9000) を5倍希釈した液で表面を固定しました。
   For the surface treatment of the soil mini monolith, I used the 5 times diluted glue (ATM Adhesive Latex A9000) instead of the clear varnish which was not available here.



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Photos taken on March 6, 2019.
2019年3月6日に撮った写真


   3月6日の早朝はDAR (農業研究所)方面から用水路沿いの堤防の上を散歩し、村の中に入りました。貧しいながらも平和そうな村人の生活を見ることができました。
   In the morning of March 6, I walked along the bank of the irrigation canal from the side of DAR. I entered the village, and could see the life of village people.


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   用水路沿いの堤防と村の中の散歩。
   Walk along the bank and in the village.


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   道端で休んでいる犬。バナナに水をやるコーディネーターの岡崎さん。宿舎前の雑草の花。
   A dog resting in the road side. Mr Okazaki, our coordinator, watering banana beside his house. Lower right photo: Tridax procumbens (coatbuttons, Tridax daisy).


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   簡易土壌分析の結果および土壌の分類に関する説明。
   Results of simple and rapid soil analysis and the explanation of soil classification on a white board.


   Explanation of the soil profile in the YAU upland field near Ma U Taw village. pdf


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Photos taken on March 7, 2019.
2019年3月7日に撮った写真


   3月7日は地球規模での炭素循環に関する講義と、気候変動に関する重要な論文の輪読を行いました。
   On March 7, I made a lecture on the global dynamics of carbon related to the climate change as well as a seminar on an important literature on this subject.


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   お昼やすみには、吉村先生、九州大学の安井先生とともに、ピンマナのミャンマー 料理店に昼ご飯を食べに行きました。
   In the lunch time, I went to Pinmana for lunch with Prof. Yoshimura and his colleague, Prof. Yasui from Kyushu University.



   コメント: 3月7日のお料理写真の中の、デザートと思われる写真の白い物体ってこれなんなんでしょう? ヨーグルトかな??? きしめんのようにも見えるし、なんとも不思議な食べ物ですね(?_?)

   ご返事: これはデザートでした。甘いものでしたが、何で作られていたかあまり覚えていません。右のサイコロ状のものは日本のういろうのような食感がしました。


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   午後は輪読を続けました。輪読のあとで、折り紙で鶴やカラスの作り方を研修生たちに教えてあげました。夕方にはYAU主催の送別会を開いて頂きました。左下の写真は、私のカウンターパートのYAU教員の女性です。
   In the afternoon, I continued the seminar. After the seminar, I taught them how to make crane and crow with Origami (Japanese colored square paper). In the evening, YAU staffs offered me a farewell party. The lower left photo shows my two counter-part teachers, Daw NangEi Mon The and Daw Ei Phyu Win.



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Photos taken on March 8, 2019.
2019年3月8日に撮った写真


   3月8日には、GIS研修の渡辺先生と一緒に閉講式を行いました。その後、地球規模での窒素循環に関する講義と輪読をつづけました。研修生の皆さんからロンジーとシャツを寄贈して頂いたので、それを着て、皆さんと一緒に記念写真を撮りました。夕刻にはイタリア大使館によって提供された国際婦人デー記念コンサートに出席。ネピドーのケンピンスキーホテルで開催されました。

   On March 8, we conducted the closing ceremony with the GIS group from 9:30. After the closing ceremony, I had a lecture on the global dynamics of nitrogen and the seminar on the important literatures. Finally, my trainees gave me longyi and traditional Myanmar style shirts. I wore them, and took photos with my trainees. In the evening, I attended the Quartette Concert on the international woman's day donated by the Italian Embassy at Kempinski Hotel in Nay Pyi Taw.



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   閉講式の様子
   Closing ceremony.


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   GISグループと一緒に記念撮影(上)。私の研修生たちと記念撮影(下)。
   Photo with GIS and Soil groups together.

Photo with my trainees.
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   ロンジーを着たところ。
   I wore longyi.


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   ロンジーを着て、研修生と記念撮影。
   Photo with my trainees wearing longyi.


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   イタリア大使館によって提供された国際婦人デー記念コンサート。コーディネーターの岡崎さんが連れて行ってくれました。
   Quartette Concert on the international woman's day donated by the Italian Embassy at Kempinski Hotel in Nay Pyi Taw. The coordinator Mr. H. Okazaki accompanied me to the concert.


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   コンサートに出席したYAUの女性教授・教員たちと。
   With the lady professors and teachers of YAU.


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   コンサートのプログラム。
   Program of the consert.


  コメント: ロンジーって民族衣装ですよね?先生似合いますね! 次回、飲み会が開催される際には着てきてほしいです。

   ご返事: ミャンマー では、男性も女性も皆ロンジーをいつも履いています。 学生さんも皆そうです。とくに女性のロンジーは色も図柄も様々で美しいです。

  コメント: 見た目はロングスカートっぽい感じですが、中はどんな感じなんですか?男性も女性も履けるってことは、空洞じゃなくて袴みたいになってるのかな?

   ご返事: 男性用も女性用も幅2メートルくらいの布を筒状に縫い合わせたものです。男性はおへその上で、女性は腰の横ですそを体の中に押し込んで固定します。 ベルトなどは使いません。そのため、着ていると緩くなりますが、そのときは後ろを向いてさっと巻きなおします。 私が妻用に買ったロンジーは着やすいように腰で結ぶための紐を取り付けてくれました。大学のカウンターパートさんが品選びも加工もアレンジしてくれました。

  コメント: 昨日、実物を見た時にもだいぶ長そうだと思いましたが、2Mもあるんですね😃男性と女性で着方がちがうというのはやっぱり体型の違いなのかな?ベルト使わないから着てると緩くなるってなかなか上級者向けな着物ですよね!男性はまぁ良いとして、女性はなかなか気を使わなきゃですね🤣ストーン!と落ちそう🤣

   ご返事: ミャンマー の人は動きもゆったりとしていて、ロンジーが脱げないように気を使っているのかもしれません。巻きなおしをしているところは何度か見ました。ロンジーは長さに余裕があるので、太っても大丈夫なところが良いですね。



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   3月7日と3月8日とに撮ったその他の写真。輪講のあとで折り紙を教えているところ(3月7日)。ロンジーを着て研修生たちと一緒に写した写真。閉講式でメッセージを読み上げているところ。輪読をしているところ。
   Other photos taken on March 7 and 8. I am teaching "Origami" after the class (March 7). Photo with trainees wearing Longyi. Reading my message in the closing ceremony. Scene in the seminar time.


   コメント: 折り紙で鶴やカラスの作り方を教えてあげたという話も素敵ですね!
日本では千羽鶴があるからか、鶴はけっこう幼いころに親や先生に教わってたりしますが、ミャンマーでは千羽鶴などの折り紙文化って無いのでしょうか??

   ご返事: みんな折り紙を折るのは初めてのようで、苦労していましたが、大変喜んでいました。 折り紙もたくさん持って行って配りました。



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Photos taken on March 9, 2019.
2019年3月9日に撮った写真


  3月9日の朝もキャンパス内および試験圃場を散歩し、その後吉村先生にDAR のSeed Bank およびTatkon 方面の農村と農地を案内して頂きました。
   On March 9, I walked in the campus and the experiment farm in the morning. From 10, Prof. Yoshimura guided me in the Seed Bank facility of DAR, and the farmers' fields in Tatkon area.


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   早朝のキャンパスと圃場の散歩。左上:キャンパス内のお寺「タマヨ」、他の3枚は農場。右下はPeltophorum dasyrachis
   Walking in the campus in the early morning. Lower right: Peltophorum dasyrachis

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   早朝のキャンパスと圃場の散歩。 上2つ:大学YAU のConvocation Hall と国旗。下2つは農場。ちょうど日が昇ってきたところとヤシの木。
   Walking in the campus in the early morning. Upper two photos: Convocation Hall of YAU and the national flag of Myanmar.


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   土壌断面を作った場所。まだ朝の7時前でしたが、穴を掘って頂いた圃場の職員の男性がもう畑で働いておられました。土壌断面の穴の隅に竹竿を立てて、次回に掘るときに場所がわかるようにして頂きました。
   I visited the soil profile site again. An employee of the experiment farm, who kindly dug the soil profile for us, was already working in the field even before 7. He put bamboo poles on the corner of the soil pit so that we can find the site easily next time.


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   DAR のSeed Bank の見学。吉村先生はここでの研究プロジェクトの責任者もしておられます。
   Visited the Seed Bank in DAR. Prof. Yoshimura is responsible for the project in this institute.


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   Tatkon 方面の圃場見学。 牛の移動。焼いた畑から再生してきたサトウキビ。バナナ。ネギ畑。
   Visiting the fields in Tatkon. Moving cows. Sugarcane regrown from the burnt field, banana, leek field.


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   Tatkon 方面の圃場見学。道路を行進する牛や羊。下の写真はサトウキビ畑と直播の水田。
   Visiting the fields in Tatkon. Cows and goats marching the road. Sugarcane field and direct seeded paddy field.


   コメント:うわー!すごい!!!大行進!!しかも白い牛さんだからか、神聖な感じもしますね。

   ご返事: こちらで見た牛は白いものばかりでした。皆、痩せていました。こちらでの牛の飼い方は、原野や収穫後の畑での放牧が主で、日本での飼い方とは大きく異なっていました。


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   Tatkon 方面の圃場見学。フジマメ(Lablab purpureus)を畑で収穫する婦人たち。 熟した豆だけを手で摘んでいます。考えてみれば、とてもヘルシーな豆になります。
   Visiting the fields in Tatkon. The women harvesting Lablab-bean (hyacinth bean) in the field.



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Photos taken on March 10, 2019.
2019年3月10日に撮った写真


  3月10日はいよいよYezin を去る日となりました。思い出に少し長めの散歩をしました。まず、シャンヌードル店に行ったところ、土壌断面調査に来て頂いたYAU の先生たちに会いました。一緒に朝食をとり、その後あちこちを散歩しました。イェジンダムにもまた行きました。その後は帰国報告の準備などをしながら出発に備えました。
   March 10 was the day when I left Yezin. In the morning, I made a long walk in the campus. At first, I had breakfast in the Shan noodle shop, where I met the teachers of YAU who attended my soil profile survey class. I visited also the Yezin dam again. After coming back to the guesthouse, I prepared the report of my activities in YAU.


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   シャンヌードル店で会ったYAUの先生たち。

   左上:シャンヌードル店の壁の高い所にある仏壇。数日前に行ったときにはもっと小さなものでしたが、デラックスなものに変わっていました。右上:お坊さんの姿をした子供を抱っこした母親の写真やアウンサン将軍とスーチーさんを写した写真が飾ってありました。左下:シャン・カウスエ。右下:YAUの先生たち。

   Teachers of YAU.



   コメント: 最後の日にもシャンヌードルを食べてるってことは、先生やっぱり気に入ってますよね!? シャンヌードルは何味が一番おいしかったですか? お仏壇がたった数日でデラックスに変わっているのがなぜなのかちょっと気になります(笑)

   ご返事: お店で注文できるのがシャンヌードルだけだったし、その店がシャンヌードルの専門店だったからです。 お店は数日の間にこぎれいになっていたので、模様替えをしたのだと思います。


   ご返事(追加): ミャンマーの人々の家やお店にはたいてい仏壇があって、日本でいえば鴨居くらいの高さのところに祀ってあります。仏壇のなかに置いてあるのは仏像や仏様の写真です。位牌などはありません。食べ物やお花がたくさん供えてあり、毎日取り替えているそうです。ミャンマー の人たちは、仏教の他に、ナツ神という日本での八百万の神のような神々も信仰して祀っています。日本の神棚には神道の神様が祀ってありますので、ミャンマー とは仏教と神道の位置が逆ですが、日本もミャンマー も同じような信仰形態を持っていることは興味深いことと思います。




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   DAR 前の牛と農民の像。近くの堤防沿いのネムの木の花。堤防上の牛。
   Statue of cows and a farmer in front of DAR building. Lower left: Calliandra haematocephala (Red Powderpuff).


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   木の根元と枝の上に置かれた素朴な仏像。堤防上で草を食べていた子牛たち。
   Statues of Buddha below a tree and on a branch of a tree. Calves on the river bank.


   コメント: すごく味のあるブッダですね。

   ご返事: 農民が手作りしたものですね。


   コメント: この世にひとつですね。

   ご返事: 顔が可愛らしいですね。


   コメント: すごい美牛さんだ!

   ご返事: 私のすぐ近くまで寄ってきました。


   コメント: えー!いいな。可愛いですね。撫でました?

   ご返事: 親牛がすぐ近くにいたので遠慮しました。


   コメント: さすが先生優しい!もし触ったり抱き込んだりしたら親牛って怒って突撃してくるんですかね?

   ご返事: ミャンマー の牛は優しいので多分怒らないと思います。


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   破り捨てられていた学生のノート。堤防の堰。トウモロコシ畑。

   上2枚の写真:破り捨てられていた学生のノートについて。ノートを見ると"panicle" がどうのこうのと書いてあったので、イネの栽培や育種に関する講義をメモしたものだろうと想像しました。こちらの学生は、先生が話したことや黒板に書いたことを必死にノートにとって勉強するのだそうです。現在は期末試験の時期で、試験の採点はかなり厳しいそうです。いつも甘い採点をしてきた私は反省すべきでしょう。このノートを破り捨てた学生は、試験が合格しなかったのかもしれません。それにしてもノートを捨てるとはもったいないことと思いました。

   Disposed notebook of students on the river bank. A dam on the canal. A corn field.


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   イェジンダムとその下にあるお寺、公園、集落など。
   Yezin dam and a temple and a village below the dam.


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   イェジンダムとその下にあるお寺、公園、集落など。
   Yezin dam and a temple and a village below the dam.


   コメント: 異国のお寺、めっちゃ興味あります。

   ご返事: ダムの真下にあるので、ダムを守るために作られたのではないかと思います。


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   Upper two photos: Peltophorum pterocarpum (Yellow Poinciana), lower two photos: Butea monosperma (Flame of the forest).


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   朝の散歩の帰り道の風景。試験の準備のため、ノートを声を上げて読んでいた女子学生。
   A lady student reading her notebook under a tree preparing for the examination. Upper right flower: Allamanda cathartica, Golden Trumpet, Lower right tree flower: Cassia bakeriana (Pink Cassia).


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   朝の散歩の帰り道の風景。林学部の門。大学内のお寺「タマヨ」。蛇がいた庭。近所の飼い犬。
   The gate of the Forestry Department. A temple in the campus, called "Tamayo". The garden where I found a snake. A dog of my neighborhood.


   左上の写真:林学部の門を林学部キャンパスの内側から見たところ。林学部と農学部は管轄する省庁が異なるため、全く別個のカリキュラムで教育が行われているそうです。共通して教育できる部分は一緒に教育すれば良いのにと、YAU-JICA TCP Office の長期専門家の先生が言っておられましたが、なかなか官僚制の壁は厚いようです。門の上の方には "Knowledge, Professionalism, Service" と書いてあります。大学で教育を受けた者の心構えを示しているものと思いました。

   右上の写真:大学内のお寺「タマヨ」。YAU は国立大学ではあるものの、仏教の儀式が行われ、その際に使われるのがこの寺だそうです。

   左下の写真:蛇がいた庭。この庭の近くまで来たところ、小鳥たちが地面すれすれに舞い降りては飛び上がる行動を繰り返していました。何をしているのだろうと思いよく見ると、その先に黒い蛇がいました。小鳥たちは蛇に気がついていることを示すためにそのような行動をとっていたものと思います。小さい小鳥ながらも勇敢だなと思いました。

   右下の写真:近所の飼い犬。 Yezin 付近では、飼い犬でもヒモに繋がれている犬はほとんどいません。皆、自由にあたりを歩きまわっています。群れになって道を全力疾走している犬たちもいますので、少し恐怖を覚えます。また勝手に殖えるので、一軒の家にたいてい数頭の犬がいます。犬たちは野犬のように生活しているとはいえ、自分たちの主な飼い主の家からそれほど離れることはなく、歩行者などがその敷地に近寄ると番犬のように吠えてくるものもいます。この写真に写っている犬は、ゲストハウスのすぐ上の多分大学の教職員の家に飼われているものですが、3月9日の早朝、私がロンジーを履いて散歩をしたところ、他の犬と一緒になって私に吠えかかってきました。普段ズボンを履いているときには吠えられなかったのに、地元の人と同じ格好をしたと同時に吠えられたのは何故だろうと不思議に思いました。たぶん私のロンジー姿が似合っていなかったか、少し変だったのだろうと思います。

   コメント: 蛇を威嚇する小鳥、とっても勇敢ですね!
ちかくにヒナでもいるんでしょうか?
私は犬が得意ではないので、紐に繋がれてない犬がたくさんいるとか恐怖です… 蛇より怖いかも;_;

   ご返事: 私も放し飼いの犬は苦手です。今度行くときは狂犬病の予防接種が必要かなとも考えています。 蛇は黒い1メートルほどのものでした。小鳥は勇敢だなと思いました。

   コメント:一緒ですね、仲間だ〜✨✨
うんうん、絶対に予防接種しておいたほうがいいと思います!備えあれば憂いなしです。無事に帰国してきてくれて本当に良かったです✨ ヘビ、1メートルもあったんですか!!😱😱😱恐怖すぎる…



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   お坊さんの朝の托鉢の行列。
   A line of monks practicing mendicancy.



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Photos taken after coming home.
帰国後に撮った写真。


   家に帰ってから
   After coming back home.


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   お土産のロンジーをはいた妻と私。3月13日。
   My wife and I wore longyi at home on March 13.



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   3月12日には雪が降りました。
   It snowed in Obihiro on March 12.



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   土壌ミニモノリスの展示。とりあえず額に収めました。
   Display of the soil mini-monolith at home. Tentatively it was placed in a frame.


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   ロンジーを着てミニバレー大会にでました (3月21日)。
   Played mini-volley game in longyi on March 21.



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Other flowers in Yezin.
Yezin で見たその他の花。


   Yezin で見たその他の花。名前はあまりわかりません。
   Other flowers in Yezin. Names are mostly unknown.


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   Upper two photos: Callistemon lanceolatus (Bottle brush tree).
   Lower right: Caesalpinia pulcherrima (Pride of Barbados, Dwarf Poinciana).



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   Upper left: Bougainvillia, Upper right: Tabernaemontana cumingiana.
   Lower left: Catharanthus roseus (ニチニチソウ),
   Lower right: Calliandra tergemina emarginata (Compact Red Powderpuff).



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   Upper two photos: Tabebuia chrysantha (Golden tree).
   Lower left: Seed of Tridax procumbens (coatbuttons),
   Lower right: Peltophorum pterocarpum (Yellow Poinciana, Yellow Flamboyant).




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   左上の花は桑野淳一氏著「ミャンマー からラオスへ 古タイ族と出会う山岳回廊」という本に出てくる「ナキロ」という花に似ています。
   Upper left: Eupatorium odoratum (Siam weed, Christmas bush, devil weed, ヒマワリヒヨドリ).
   Upper right 右上:Duranta erecta (Golden Dewdrops, タイワンレンギョウ).
   Lower left 左下:A kind of Bougainvillia. ブーゲンビリアの一種。
   lower right 右下:Butea monosperma (Flame of the forest)



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   Upper left: Jasminum sambac (ジャスミン), Upper right: Plumeria obtusa(プルメリア),
   Lower left: Flower bud of Calliandra tergemina emarginata (Compact Red Powderpuff), Lower right:
   Flower of rice (イネの花).




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   Upper left: Canna indica (カンナ) Upper right: Lagerstroemia (サルスベリの実、開花期は雨季)

   Lower left: Trumpet tree seeds, Lower right: Burnese rosewood (種子、開花期は雨季)




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   Upper left: Mimosa pudica (touch me not, オジギソウ), Upper right: The arch of Bougainvillia,
   Lower left: Butea monosperma (Flame of the forest), Lower right: Calotropis gigantea.




   Birds in the Experiment Farm of YAU.
   YAU試験圃場で見た鳥たち。


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The official report of my activities in YAU from February 25 to March 10. (Powerpoint style in Japanese)


The official report of my activities in YAU from February 25 to March 10. (Word style in Japanese)


Lecture and Practice of Soil Science at Yezin Agricultural University, Myanmar, February 25 - March 8, 2019